どうしてルールを守ることが必要なのか
昨日、家に帰る途中に、息子は石を蹴りながら歩いていました。1センチほどの小さな石です。
石を蹴ってはいけないことは、これまで幾度となく言ってきました。学校でも学童でも言われています。
それでも、石を蹴りながら歩きました。
また、昨日、学童に迎えに行くと、女の子が足を怪我したらしく、先生に冷やしてもらっていました。学童の先生は、早く迎えに来てもらうように親御さんに電話をしているところでした。
帰宅後、あの女の子はなんで怪我したの?と息子に聞いたところ、「あのバケモノのこと?」とニヤニヤしながら聞き返してきました。
私「バケモノってどういうこと?」
息子「〇〇くんが、バケモノって呼ぼうって言いだした」
私「そんなこと言っていいと思ってるの?」
息子「ダメだと思う」
私「じゃあなんでそんな風に言うの?」
息子「・・・」
私「もし、自分がバケモノって言われたらどう思う?」
息子「悲しい気持ちになる」
上記2つは昨日、立て続けに起こったことです。
この他にも、家の中でボールで遊ばない、ドンドンとジャンプしたりしないなど、挙げたらキリがないほど、色々なルールが存在しています。
家庭内のルールでも、一般社会のルールでも、守らなければならないルール。
昨日は、ルールにはその一つ一つに理由があることを改めて伝えました。これま前々から何dも何度も話していることです。
普段から、ダメだという時には理由を説明するようにしています。いけないことをしたときには何がいけなかったのか、何がダメだったのかを話したり考えさせてりして、納得をしたら、そのルールを守ってくれるように思うからです。
1度でダメな時は、「こないだも言ったけど・・・」ともう一度繰り返します。
あまりに何度言っても繰り返す場合は、口を利かないとか、お母さんをやめるとか言ってブチ切れで怒って見せることもありますが、話し合って納得させることが基本です。
守れなかったときにはペナルティを与えた方が良いとの考え方もあるようですが、あまりペナルティは与えてません。うちの子には、与えたペナルティに対していじけたり拗ねたりするばかりで、あまり効果的だとは思えないからです。
どの子にも共通して効果のある最善の方法があればいいのですが、その方法はきっと存在しないのだろうと思います。わが子のことを一番知っているのはお父さんとお母さん。試行錯誤で最善の道を見つけることができるといいですよね。