生まれる前の記憶
今日は少し趣向を変えて、息子が小さかった頃の話をしたいと思います。
息子が少し喋れるようになったころ、婦人科系の調子が悪くなり、息子を産んだ産婦人科を受診した時のことです。
個人病院なのですが診察室が3つあり、診察室に通されはしたもののしばらく待たされていました。
息子を膝に乗せ、「ここ、〇〇くんが生まれた病院だよ。あの台でおなかの中の〇〇くんを見てもらったりしてたんだよ、覚えてる?」などと言うと、
「うん」と息子
「その時なにしてた?」と尋ねてみると、
無言で“膝を抱えて丸くなる”ジェスチャーをして見せてくれました。
そのジェスチャーにもうびっくり!!まさしく、おなかの中にいる赤ちゃんのポーズそのものです。
生まれる前の記憶や胎内の記憶やがある子の話は聞いたことがありましたが、まさか実際にこんなことがあるなんて思わなかったので、言葉も出なくなるほどの驚きでした。
もちろん、まだおなかの中の赤ちゃんの様子など息子は知るはずもなく、どうしてあんなジェスチャーをしてくれたのか真意はわかりませんが、きっとあの時は胎内での記憶があったのだろうと信じています。
その後すぐに先生が来られて診察が始まり、そこで息子との話は終わってしまいました。
その後、ちゃんとお話しできるようになった頃に何度か生まれる前の記憶を聞き出そうとしましたが、それらしい答えは得られず、
「どうしてママを選んだの?」と聞いても、「ママがかわいかったから~」などと私が喜びそうな答えを計算して言っている風な適当な答えばかりが返ってきました(;^_^A
もちろん私には生まれる前の記憶はありません。
でも、以前、着物屋さんのイベントがあり無料で前世を見てもらえるとのことで、スピリチュアル系が大好きな友だちに連れられて行ったことがあります。
私の前世で一番強く表れているのは、ヨーロッパのどこかの国で生きていた頃で、かなり裕福な家で、私は体が弱く大きくなる前に死んでしまったとのこと。父親の絵を描くアトリエがあり、そのアトリエで過ごすのが好きだったと言われました。
また、その頃の私はとても大切にされていて、小さいこともあり、自身のこともすべて回りがしてくれて、自分で何も決める必要がない人生だったとのことでした。
そして、私の現世での課題は「自分できめること」だと言われました。
確かにその頃の私は外食に行っても何を食べるかすらなかなか決められず、周りに流されることも多かったので、前世がどうのこうのよりも「自分で決める」という言葉が心にとても響きました。
それ以来、「自分で決める」を意識してすごしています。何を食べるかもどうするかも最初は無理やりにでも自分で決めるようにして頑張っていたけど、今では、自身のことばかりではなく、子どものことも家族全体のことも何でも率先して私が決めるようになりました。
ということで、とりあえずは現世での課題は克服しているように思います。
前世があるのかないのか、信じているかどうかと聞かれると微妙です。占いを信じるわけではないし、正直、スピリチュアル系のものは苦手だったりもします。
とか言いつつも、「月刊ムー」の宇宙人ネタなどは大好きなんですけどね。