小学生の「おべんきょう」をフォローできるママになるぞ…

いなか街にすむ働くママが、ゆるくできる学習補助を試行錯誤で頑張るブログです。学研、進研ゼミ、本屋さんで購入した問題集、インターネットからダウンロードできる問題など、いろいろ試しながら試行錯誤しています。

え?宿題しない?そのまま放置でいいんですか?

f:id:yutan1ban:20190617144052j:plain


子どものころから、宿題はしなくてはいけないものだと思っていました。というか、今でもしなくてはいけないものだと思っていますが、あるお母さんのお話をきいてちょっとびっくりしたので、今日はその話題に触れたいと思います。

「〇〇ちゃんは宿題をしてますか?うちの子は宿題をしないんですけど、先生が宿題はしないならしなくていいと言ってくれたので、今は宿題はやってないんです」というお母さんの話を聞きました。

確かに多様性の時代です。できないことややりたくないことを無理強せずに認めてもらえる時代だけど、宿題もやらなくていいんでしょうか。

 

じゃあ、いったい宿題って何だろう…と疑問がわいてきました。

疑問を解決すべく、ネットで色々検索してみましたが、先生が宿題をしなくていいと言った系の内容はあまりつけることができませんでした。しかしながら、その中の一つに、「宿題を家でしないなら、学校の休憩時間等にしてもらうので、家では無理にさせなくてよいと先生に言われた」という内容がありました。休憩時間を潰して家でしてこなかった宿題をさせるなら、まぁアリかもしれません。

 

我が家では、宿題は基本的に放課後学童クラブでやってしまうことを約束にしていますが、やらなかったときは、家に帰ってから宿題&進研ゼミを終わるまではテレビも遊びもできない決まりになっています。

 

これまで宿題はやるのが当たり前という認識だったので、宿題はやりたくないならやらなくていいものだとすると、その根底が崩れてしまいます。

 

ということで、宿題をWikipediaで調べてみました。

「広く一般に、学校等で教師が児童・生徒・学生に課す自己学習の課題全般を宿題と呼ぶ。宿題は日ごろの授業中に課されることもあるし、定期考査の前後や、あるいは長期休業(夏休み冬休みなど)中の課題として課されることもある。」とあります。

色々調べていくうちに、「宿題なんてくだらない、させないほうがいい」という方針のブログも見つけました。宿題は子どものストレス、親子喧嘩のもと、自主的に学べない、単調作業、楽しく過ごす時間が減るなどとの理由が書かれていました。いろいろな考え方の保護者さんがいらっしゃるのですね。

 

 

宿題は学校での①学習を復習して定着を促す ②家庭学習の習慣をつける という2つの目的があるそうです。私はそこにもうひとつ、「やると決められていることをきちんとやる」という約束事を守る意味合いもあるように感じます。

「やると決められていることをきちんとやる」というと、決められたことを闇雲にやればいいように感じるかもしれません。ただ、もっと大きくなれば、決められたことの中で取捨選択すればよいのですが、まだまだ小学2年生なので「やるべきことは必ずやる」責任感はとても大切だと私は思います。

先日、学校に宿題一式を忘れてきた息子は、翌朝、いつもより早く登校して、学校で宿題をやりました。何も言わなくてもいつになくテキパキと準備し登校していった息子に、「宿題をやらねば!」という責任感を感じていることが見て取れ、すごいな~と思いました。

 

宿題の目的として、①学習を復習して定着を促すは効果があると思います。というか、学校の授業で分からなかったところがあれば親がフォローできるので効果絶大だと思います。(宿題を親が見てやることを前提)

②家庭学習の習慣をつけるに関しては、正直、ちょっとどうかな?って思ったりもします。宿題がなければ、「今日は宿題ないぜっ、イエーイ!」とばかりに遊んでしまい、普段宿題をしている時間を自主学習に充てたりはしないと思うからです。

 

宿題をしない子に宿題をさせるために四苦八苦されているお母さん、お父さんも多いと思いますが、宿題はとても良いことだと思っています。小学2年生の子どもに、「宿題をするのは自分自身のため」であることをわかってもらうのは難しい…とうか、まだ無理に近いと思うので、「宿題をやる」ことを【守るべき約束】としてやってもらいたいとあらためて考えさせられました。