即位礼正殿の儀に思うこと
私が風邪をひいてます。38.6の高熱と節々が痛く、インフルかと思いましたがただの風邪っぴきのようです。眠れないほどつらかったのですが、朝には37度台に熱も下がっていましたので、ちょっと無理をして仕事に出ています。体調不良で貴重な有給休暇を使うなんてもったいなさ過ぎですものね。せっかくのお休みは、息子と楽しむために取っておきたいと思います。
世の中、即位礼正殿の儀で盛り上がっていますね。
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)や天照大神(あまてらすおおみかみ)、イザナギ・イザナミの虹、浅間大神の富士山など神話を目の当たりにしたという記事がたくさんネットに上がっています。
すごいとか、神話みたいなどなどの感想のものがほとんどですが、私は大丈夫なのかな・・・と、ちょっと不安な気持ちになりました。
確かに神秘的だし、そう思いたい気持ちもとても良くわかります。
- 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)によって雨が降り、穢れを洗い流し、天皇陛下のお出ましにより、天照大神(あまてらすおおみかみ)のお力で太陽が出て虹もでた。
- 霊峰富士山はこの日を待っていたかのように天女の羽衣のような雲の合間から初冠雪の姿を現した。
- 古事記・日本書紀に出てくるイザナギ・イザナミが地上に降りてくるときに掛けられた橋である虹が東京にかかり、皇居には2重の虹がかかっていた(見る場所による)。
- 1つの台風(台風20号)が消え、もう一つの台風(台風21号)が進路を変えて関東直撃は免れた。
そもそも、近頃の台風などの自然災害が関東を襲っていたのは、天皇の力が弱まっているからだという話もありました。即位礼正殿の儀が終われば再び天皇の力が強まり、結界が強まるとかなんとか・・・。
今回の即位礼正殿の儀がまさしく神話の始まりとなったわけです。
ホントにホントに素晴らしいと思います。
否定する気持ちは全くないんです。
純粋に、さすが神話の国「日本」だと思いました。
でも、なんとなく漠然とした不安が心に残ります。
まるで戦時中の映像を見ているような気持にもなりました。
世界情勢、軍事予算の拡大、大量の武器購入、治安の悪化、環境問題、貧富の差の拡大、貧困問題など、世の中には不安な材料がたくさんあります。
子どもの世代がどうか平和な世の中であることを切に願うばかりです。